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事例紹介

Case

書店システム

今井書店グループ
タッチパネル式試聴機「LPOD Play」を導入
低コストで小規模店舗でも軽負担

新聞記事の内容《PDF》 A4資料《PDF》

書店システム
(タッチパネル式試聴機(LPOD Play)
今井書店グループ 様(文化通信bBB 2013/5/27 掲載)

STUDIO WONDER イオンモール日吉津店

営業時間 9時~21時
所在地 鳥取県西伯郡日吉津村日吉津1160-1
イオンモール日吉津西館1F

 今井書店は4月26日、鳥取県日吉津村のイオンモール日吉津に、CD・DVD専門店「STUDIO WONDER(スタジオワンダー)イオンモール日吉津店」をオープンした。43坪の店内には光和コンピューターのタッチパネル式タブレット試聴機「LPOD Play(エルポッド・プレイ)5台を設置。省スペースのうえに低コストを実現できたという。

20万タイトル280万曲を提供

 「LPOD Play」は店頭に設置したタブレット端末で楽曲を試聴することができるサービス。端末は日本電気(NEC)製の10.1インチモニター搭載アンドロイド端末「LifeTouch L」を利用しており、試聴音源を提供する㈱ジャパンミュージックデータ(Jmd)のサーバーと常時接続して音源をストリーミングで試聴できる。

jmdは20万タイトル280万曲の試聴機音源を提供しており、「LPOD Play」には端末を操作するアンドロイドアプリを使って試聴タイトル10枚と、各関連タイトル10枚の計100枚を登録することができる。

見た目にわかりやすく

 同店では「LPOD Play」5台を導入。今井書店グループ全体では、今年3月から「STUDIO WONDER イオン松江店(旧松江サティ)」(松江市)、「ゆめタウン出雲店」(出雲市)、「本の学校 メディア館」(米子市)、「グループセンター店スタジオワンダー」(松江市)に順次導入している。

同システム導入を担当している執行役員グループセンター店STUDEIO WONDER店長兼セルCD担当SV・窪田修二氏は、「いままでバーコードを読み取るタイプの試聴機だったので、タッチパネル式になって見た目がわかりやすくなりました」と話す。

タブレット端末なので、各棚や平台に設置することができるうえに、「毎週新譜を加えたりして試聴内容を変えていますが、設定も難しくありません」という。

また、導入費用は、「リスニングポッドTV」(毎月の基本料金2万円(店舗光回線)、端末使用料1400円)を導入していれば、子機の「LPOD Play」は月額使用料900円、端末使用料と情報セキュリティー料2000円の計2900円で導入できるため、「月々の費用がいままでより安価で、小さな店舗でも負担が少ない」と導入効果を語る。

ロングセラーの品揃えも充実

 同店がオープンしたのは、他社のCD店が撤退した場所で、正面が未来屋書店。そのため、出版物はごく少数に抑え、CD・DVD中心の店舗とした。

「限られたスペースなのでジャンルを絞っていますが、当社の方針であるロングセラーの歌謡曲ジャズ、クラシックをしっかり揃えるという方針は守っています」と窪田氏。

モールの客層は若年層が中心とはいえ、平日の午前中などはシニア世代も目立っており、「アイドルものは外しませんが、演歌や歌謡曲は他店に比べて強めの品揃えです」といい、実際に、クラシック、ジャズ、演歌、そして60~70年代のポップス中心に集めた「大人のPOPS」といった棚も大きくスペースをとっている。

同店の従業員は店長(パート)のほかアルバイト1人、パート2人の4人体制。取引はトーハン・メディア・ウェイブ。