新年明けましておめでとうございます。

新型コロナウィルスの感染拡大、第三波のただ中で2021年は幕開け致しました。
昨年の年頭、誰がこのような世界的なパンデミックを予想した事でしょうか。未知のウィルス感染状況の中、私たち人類は知恵を集めてこれを乗り越えようと格闘しています。
この一年、社会の在り様は大きく変わりました。
この変化は“ニューノーマル”と名付けられ日々アップデートされています。

こうした状況下で、弊社は創立３０周年を迎えました。
弊社においては、１０周年・２０周年とユーザー様や業界の皆様への御礼の意を込めた“感謝の会“を開催して参りました。今回も心を込めた“感謝の会”を・・・と考えておりましたが、コロナ禍の中、その計画は断念せざるを得ませんでした。
　これに替わる皆様のお役に立てる催しをと考え、昨年１０月２１日に「出版業界のこれからを考える　デジタル化・市場構造変化・コロナ禍の先を見据えて」と題するシンポジウムを開催致しました。常日頃お世話になっております、紀伊國屋書店の藤則さん・日本書籍出版協会の中町さん・メディアドゥの新名さん・文化通信社の星野さんにお力添えを頂いたシンポジウムは、会場とオンライン併せて300名を超える業界の沢山の皆様に視聴して頂きました。厳しい環境下で参加頂きました事、心から感謝しております。
　こうして30周年のイベントは、ホームページのリニューアル、システムの事例集「出版社・書店のシステム導入と業務改革事例集2011～2020年」の刊行と併せまして無事に終了することができました。本当に感謝に堪えません。

　2021年は皆様のご指導を賜りながら、気持ちも新たにもっともっと勉強し、もっともっと新しいことにチャレンジする年にする所存でおります。
皆様にとって本年がコロナ禍を乗り越えた喜びの多い一年になります様、心からお祈り申し上げます。

2021年1月
株式会社　光和コンピューター
代表取締役　寺川光男