文化通信デジタル版に「在庫情報公開店舗が拡大 書店在庫情報プロジェクト」の記事掲載
出版文化産業振興財団(JPIC)とカーリル、版元ドットコムで構成する「書店在庫情報プロジェクト」は「書店在庫情報」システム第2フェーズを展開しているが、12月10日時点で在庫情報公開可能店舗数が約500店舗に達した。
大手取次会社のトーハンと日本出版販売(日販)の在庫情報開示システム開発が補助金対象となり開発が進んだ。
プロジェクトの協力会社として光和コンピューター、トーハン、日販が連携。第1フェーズでは一部の書店から先行して在庫検索の実証実験を進めた。トーハンと日販は映像産業振興機構(VIPO)の「コンテンツ製作・流通における生産性向上/構造改革・強化に資するシステム開発支援」による補助金の対象となった。
また、図書館OPAC(検索システム)と連携することで、OPACの画面からこのシステムにアクセスした利用者に近隣書店で購入できることを伝えられることから、図書館と地域書店が連携する具体策としても提案している。
光和コンピューター