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お知らせ

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お知らせ

2019年 年頭のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

昨年末、2万円を割った日経平均株価は2019年の大発会においても前日の米国株の急落を受けて大きく値を下げました。
“アップルショック”に象徴される、世界経済の先行き不安が高まり、円高・株安でスタートした2019年です。
昨年から続く、米中貿易摩擦・世界的な経済減速不安が株式市場に反映しました。
今年はこれに加え、日米や米EUの通商問題や英国のEU離脱など景気の不透明要素が加わり、株価の乱高下が予想されます。

一方、平成という一つの時代が終わろうとしています。
中国の天安門事件やベルリンの壁崩壊(米ソ冷戦の終結)で始まった平成元年(1989年)は、今年30期を迎える光和コンピューターの創業の年でもありました。
1989年12月、不動産バブルがピークに達し、日経平均株価は3万8915円の史上最高値の終値を記録しました。
まもなくバブルは崩壊し、100兆円規模の不良債権が発生し、日本経済は長期低迷に突入します。
この30年、バブル崩壊(91年)・アジア通貨危機(97年)・ロシア通貨危機(98年)ITバブル崩壊(01年)・リーマンショック(08年)などの金融危機の中で事業を続けて来ました。

弊社がこの間前向きに歩んで来れたのは、社是を基本とした市場(ユーザー様)の支持を得る為の努力を続けて来た事と、状況の変化に対応出来る経営判断の柔軟性にあると思っております。
“しなやか“な風土と言っても良いかもしれません。
硬直した組織や思考では、それぞれの時代を生きる事は出来ません。
大きな変革期にある出版業界に、増々広く深く情報システム構築と情報インフラの推進(K-PRO・たなづくり)でコミットして行きます。

また、二度のブームを経て、人工知能(AI)が開花しています。
インターネット上を大量データが行き交い、見る・聞く・理解する知的作業の深層学習(ディープラーニング)がAIの急速な進化に結び付いています。
経験に基づく熟練の技術や暗黙知も、AI技術によってシステム化可能な時代に入ったことを意味します。
この技術を出版業界の経営に生かして行く事もまた、重要なキーワードになります。
情報技術は加速度的に進化します。
私共も、システムインテグレーターとして精進を続け、出版業界のお役に立ち、業界にとってなくてはならない企業として歩んで行ければ、これに勝る幸せはありません。

本年も、ご指導の程宜しく願い申し上げます。

2019年1月
株式会社 光和コンピュ-ター
代表取締役 寺川光男

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